お な や み 相 談  
当院にお問い合わせがあった質問をわかりやすくお答えします。

6歳の子供です。前歯の後ろの歯茎に黒い色の点があります。おおきさは1ミリにも満たないくらい。

 約1ヶ月前にみつけました。6歳の乳歯抜け始めの子供です。
 前歯の後ろの歯茎、歯周ポケットがあるあたりとにかくギリギリに黒まではいかない黒いいろの点があります。おおきさは1ミリにも満たないくらいで発見してからは変化はありません。
 発見してからすぐに口腔外科にかかった所、乳歯が抜ける時に、神経や毛細血管など色々なものを溶かす?吸収することによる色素沈着だといわれました。レントゲンをとりそのような診断をしていただきました。初めて聞いた為、びっくりと変なものではなくてよかったとおもいました。
 本当に乳歯の生え変わりなどでこのような点があらわれることがあるのですか?
 この点はどれくらいで消滅するのですか?
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 安原歯科医院の安原豊人です。
 口腔粘膜のメラニン色素の沈着症の可能性があります。色素沈着している部位と範囲によって色彩と形態に変化が見られます。粘膜上皮の基底層にメラニン色素が多いときには、その量によって黒色から褐色を呈し、粘膜固有層にもメラニン顆粒があれば、灰褐色となります。粘膜固有層の深部または粘膜下層に大量に存在するときは青みをおびてきます。
 口腔粘膜におけるメラニン色素沈着は、日常一般的に認められるのは生理的なもので、口唇、頬粘膜に多くみられます。これは生理的メラニン色素斑と呼ばれ、限局性の色素沈着は点状ないし斑状を呈します。粘膜の炎症後に色素沈着が起こることが多いといわれています。お子様の場合、おそらくは生理的メラニン色素斑であり、病的な色素沈着ではないと思われますが、徐々に増えることもあります。どうしても気になるようなら切除も可能ですが、かかりつけ医で経過観察をされることをお勧めいたします。

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