お な や み 相 談  
当院にお問い合わせがあった質問をわかりやすくお答えします。

顎下腺の唾石症。息子は全身麻酔下の手術を拒んでおります。このまま、放置するとどんなリスクが考えられますか?

 初めまして、息子(16歳)の顎下腺の唾石症のことで教えてください。
 半年前に痛みと腫れが続き、CT等で唾石症と診断されました。手術は東京女子医大耳鼻科で一年待ちの予約を入れたところ、この12月に手術できると連絡がきました。主治医とは半年前以来診察もないので、会うこともできていませんが、この半年、症状が落ち着いているので、息子は全身麻酔下の手術を拒んでおります。このまま、放置するとどんなリスクがうまれる可能性が考えられますか?石は2個あり1つはすぐ入り口にあるそうですがもう一つは奥のほうで5ミリくらいの大きさのようです。
 安原歯科医院の安原豊人です。
 唾石症とは、唾液腺の腺体内や導管内に唾石が形成され、疼痛、腫脹などの症状を呈する疾患です。唾石は、大唾液腺に形成されることが多く、特に顎下腺に形成されることが多いものですが、稀に耳下腺、舌下腺にも形成されます。
 放置していると今後、いずれ症状が出てくることと思われます。症状としては、食事中など、唾液分泌が亢進されると唾液腺が腫脹し(唾腫)、食後徐々に減少する。また、唾液の流通障害がひどくなると発作的な激痛(唾仙痛)を生じます。顎下腺唾石は浅在性のものなら局所麻酔下にて口腔内より摘出可能ですが、顎下腺体内や導管移行部付近の唾石症は全身麻酔下にて行うこともあります。
 最近、施設によっては内視鏡下にて摘出を試みて好成績をおさめているところもあります。関東では、横浜市立大学附属病院 歯科口腔外科の岩井俊憲先生が良いかもしれません。導管内の唾石で内視鏡下唾石摘出術なら局所麻酔下の日帰り手術も可能なようです。一度ご相談ください。
 安原先生 早速のお返事ありがとうございました。
 今は落ち着いていても、いつ悪化して激痛など症状がでるということがわかりました。
 横浜市立病院の受診も考えてみたいと思います。
 ありがとうございました。

ご気軽にご相談ください

似たような症状でも人によって状態は変わります。気になることがありましたら、ささいなことでもご気軽にご相談ください。
無料相談