お な や み 相 談  
当院にお問い合わせがあった質問をわかりやすくお答えします。

上顎骨隆起2㎝位幅を手術しました。しかしながら、手術後の箇所に舌が当たる度に痛く、マウスピースで対応しておりますが…

 数年前、県内の大学病院で上顎骨隆起2㎝位幅を手術しました。
 しかしながら、手術後の箇所に舌が当たる度に痛く、近くの開業歯科でマウスピースで対応しておりますが、使っていくうちにまた痛くなり、食事もままならず、気分も落ち込んでふさぎ込んでの毎日です。
 舌が当たらないようにしなさいと言われておりますが、どうしても当たってしまいます。
 自宅で過ごしている際はちり紙を加えて痛さを緩和しています。
 根本的に痛くならない様にできないのでしょうか。
 よろしくお願いいたします。
 安原歯科医院の安原豊人です。
 もちろん、診察してみないとわかりませんが手術後数年たっても痛みが続く場合、非定型歯痛の疑いがあります。
 歯または手術後の部位などに生じる持続性疼痛で、臨床的にも、エックス線検査でも異常がまったく認められないにもかかわらず、数ヶ月から数年にわたって絶え間なく痛みがつづくことがあります。“じんじん” “じわじわ”と表現される痛みで、強さはさまざまです。女性に多く(8~9割)子供を除き、どの年齢にも生じる可能性があります。特に第二小臼歯、第一大臼歯が好発部位で、下顎より上顎に多いと報告されています。経過中に疼痛部位が他の歯に飛び火したり、顔面に拡大したりすることもあります。
 発症のきっかけは不明ですが、背景に心理社会的(ストレス)要因があると言われています。病態生理は不明ですが、多くの研究から、非定型顔面痛には三環系抗うつ薬が奏功することがわかっています。歯科大学病院の、非定型顔面痛外来を受診されるとよいでしょう。
 安原先生 お忙しい中ありがとうございました。
 詳しく説明していただき、専門的に教えていただきありがとうございました。
 私と同じ悩みをもっておられる人がいるとのことで、ある意味安心しました。
 教えていただいた専門外来を受けようと思います。
 ありがとうございました。

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