お な や み 相 談  
当院にお問い合わせがあった質問をわかりやすくお答えします。

抜歯後4カ月、首のしびれと痛みとで入院状態の今、骨髄炎になっていないかと心配です。

 抜歯後4カ月になりますが、まだ歯茎も少しふさがってますが、底はまだ全然です。
 痛みもあり(大学病院の先生は痛みはないはずだといわれます)痛くなったらロキソニンを飲んでください。と触診だけです。
 首のしびれと痛みとで入院状態の今、骨髄炎などなっていないかと心配です。
 どうしたらいいでしょうか?
 安原歯科医院の安原豊人です。
 大学病院の口腔外科で診察を受けておられるようなので、骨髄炎の疑いがあれば、すぐに対処してくださっていることでしょう。
 もちろん診察してみないとわかりませんが、痛み止めも抗生物質も効かないなどの症状なら、非歯原性疼痛、非定型歯痛の可能性もあります。
 歯または抜歯後の部位などに生じる持続性疼痛で、臨床的にも、エックス線検査でも異常がまったく認められないにもかかわらず、数ヶ月から数年にわたって絶え間なく痛みがつづくことがあります。“じんじん” “じわじわ”と表現される痛み で、強さはさまざまです。女性に多く(8~9割)子供を除き、どの年齢にも生じる可能性があります。特に第二小臼歯、第一大臼歯が好発部位で、下顎より上顎に多いと報告されています。経過中に疼痛部位が他の歯に飛び火したり、顔面に拡大したりすることもあります。
 発症のきっかけは不明ですが、背景に心理社会的(ストレス)要因があると言われています。原因不明の歯痛を訴える人たちのほとんどが、以前に歯の治療を繰り返して受けてきているという既往があります。そこで過去の治療の際に、歯から脳へ痛みを伝える神経のネットワークが何らかの原因から混乱してしまった結果、原因不明の歯痛が引き起こされるのだとする「神経因性説」が生まれ、現在では最有力となっています。さらに多くの研究から、非定型歯痛には三環系抗うつ薬が奏功することがわかっています。ご担当の先生とご相談の上、一度歯学部付属病院の歯科麻酔科(ペインクリニック)を受診されることをお勧めいたします。

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