お な や み 相 談  
当院にお問い合わせがあった質問をわかりやすくお答えします。

数年前から、歯ぐきに繰り返し水ぶくれが出来ます。

 数年前から、歯ぐきに繰り返し水ぶくれが出来ます。
 場所は、右下の一番奥の歯の歯茎(内側)にいつも出来ます。(親知らずが生える位置の歯茎の内側)先日、歯科の定期のお掃除の時にちょうど水ぶくれが出来ていたので、みてもらいました。悪いものではないけど気になる様であれば口腔外科へと言われました。
 痛みはなく、いつの間にか出来ていて、食べてる間に潰れてを繰り返しています。また出来る場所がいつも同じせいか、その場所だけやや白く境界線がわかります。
 近くに口腔外科がなく、遠くまで出るのなら思い切って安原先生の所に受診しようかと考えています。
 水ぶくれが出来ている時に診てもらうのが一番いいと思いますが、前もって予約しようと思っているので、その時に出来ているか分かりません。どうしたらよろしですか。
 また、何か処置になった場合、何回くらい通院する事になりますか。
 よろしくお願いします。
 安原歯科医院の安原豊人です。
 部位的に、小唾液腺の粘液嚢胞の可能性があります。下唇、舌、頬粘膜、口蓋などに分布する小唾液腺に関連して発生することが多く、粘液嚢胞は、小唾液腺から分泌される粘液の流出障害によって生ずる組織内の貯留嚢胞です。
 多くは、導管の損傷によって粘液が結合組織内に溢出貯留し、嚢飽を形成します。腺管の閉塞により粘液が腺管内に貯留して、嚢胞を形成する場合もあります。導管の損傷、閉塞の原因として、反復性の慢性外傷や習癖、軽微な慢性炎症が考えられています。2ミリ程度の小さなものはそのまま放置してもよいでしょう。大きくなってくるようなら受診されることをお勧めいたします。また、唇の内側やほっぺたの内側に、咬み合わせた上下の歯の線に沿って、多少の隆起を伴った白いすじが見られることがあります。白線といって、口唇粘膜や頬粘膜を慢性的に上下歯牙によって咬んでいる人に多く見られるもので、白いみみず腫れのように見えるものです。
 自覚症状としては、ザラザラとした感じがすることもあります。原因には咬頬癖、頬吸引癖、噛みしめ、くいしばり、などが考えられています。夜間無意識にかんでいる人も多いのです。普通の頬粘膜圧痕(頬粘膜の白線)は、特に治療の必要はありません。がん化の心配はありません。ご安心ください。ただし、頬咬癖の場合は適切なスプリントを装着して様子をみる場合があります。いろいろなストレスが関係していると考えられています。また、かぜをひいた後などに口腔粘膜が発赤したり、荒れたりすることが良くあります。体調が整えば自然と治ることがほとんどです。お口の中は健康のバロメーターであるといわれます。口腔内は敏感なので症状が出やすいものです。過度の心配はご無用ですが、症状が続くようでしたら、受診されることをお勧めいたします。

ご気軽にご相談ください

似たような症状でも人によって状態は変わります。気になることがありましたら、ささいなことでもご気軽にご相談ください。
無料相談