お な や み 相 談  
当院にお問い合わせがあった質問をわかりやすくお答えします。

舌の真ん中あたりが丸い形で赤く変化しており、その中に出来物が三つあります。

 気付いてから一カ月位、舌の状態に変化がなく、いつからこうなっていたのか分かりませんが、舌の真ん中あたりが丸い形で赤く変化しており、その中に出来物が三つあります。
 痛みはありません。癌を心配しています。
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 安原歯科医院の安原豊人です。
 もちろん診察してみないとわかりませんが、正中菱形舌炎(せいちゅうりょうけいぜつえん)などの疑いがあります。
 舌奇形の一型で、舌背正中部に菱形または楕円形の舌乳頭欠損病変として認められ、いわゆる、炎症性の疾患ではなく、2次病変として炎症のみられる場合と、カンジダ菌感染によるものとの考えがあります。
 発生頻度はおおむね0.2~0.3%で、男子に多く、男女比は3:1といわれています。
 舌背部の後方1/3、すなわち舌盲孔の直前で正中溝に見られる。近遠心的にやや長い菱形または楕円形の舌乳頭部としてみられ、周囲とは境界明瞭で、その部分は平滑で、周囲よりわずかに陥凹しているものと、結節状ないし顆粒状に隆起しているものがあります。
 本疾患は通常自覚症状が全くないが、時により感染および二次的に炎症を伴うと発赤、腫脹、疼痛などがみられ、舌炎の病名にふさわしい状態となります。
 治療法としては、カンジダ菌感染や炎症がなければ、特別に処置を必要としませんが、カンジダが原因の場合には、抗真菌薬の投与により寛解します。癌の心配はいらないでしょう。ご安心ください。
 一度お近くの口腔外科や耳鼻咽喉科で診察をお受けになることをお勧めいたします。
 安原先生 返信ありがとうございました。
 また丁寧なご説明で一安心出来、感謝しています。

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