お な や み 相 談  
当院にお問い合わせがあった質問をわかりやすくお答えします。

下唇の中がザラザラしていたので見てみると、白いブツブツがありました。

 2週間ほど前に下唇の中がザラザラしていたので見てみると、白いブツブツがありました。
 あまり気にしていなかったのですが、日が経つにつれて上唇の中や喉の方にも白いブツブツがあったので、症状が出てから4日目に近くの耳鼻科で診てもらったところ、「たぶんカビだね」と、言われ、フロリードゲルを処方してもらい、3日間使用しました。
 すぐによくなったのですが、たった3日間のフロリードゲルで大丈夫なのでしょうか?
 再度、耳鼻科の診察を受けたところ、きれいになってるし大丈夫だと言われましたが、再発しないか不安です。また、全身にどこも悪いところはないのですが、なぜこんな病気になってしまったのか心配です。このまま症状が出なければ特に今から薬を追加したりしない方が良いでしょうか?初めての事で心配で心配でかえって眠れません。
 よろしくお願いいたします。

 安原歯科医院の安原豊人です。
 口腔カンジダ症は、日和見感染です。カンジダは、口腔の常在菌であり、口腔粘膜の表面に存在しているだけでは発症しません。
 健康な粘膜では、カンジダ菌を組織内に入り込ませないような上皮の抵抗性があるからです。
 カンジダが発症するのには、いくつかの要因が関与しています。
 ひとつはカンジダの菌数の増加です。例えば、唾液分泌低下によって自浄作用が低下するとカンジダ菌の菌数は増加します。また、長期にわたる抗菌剤の使用によって起こった菌交代現象も、カンジダの菌数増加の大きな要因です。
 第二の要因は、粘膜上皮の抵抗性の減弱です。唾液分泌量の減少で口腔が乾燥した状態や、粘膜が傷ついたような状態では、粘膜上皮の抵抗力が減少しており、カンジダが上皮内に進入しやすくなります。
 第三に、唾液成分の変化による生体防御機能の低下があります。唾液分泌機能異常による各種成長因子や抗菌物質の減少がカンジダ発症の補助的因子になっていると言われています。ドライマウス患者ではカンジダ症発症に注意が必要です。
 あなた様の場合は、おそらく体調が整えば、症状は消えているようですし、しばらく様子をみて大丈夫でしょう。ご安心ください。

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