お な や み 相 談  
当院にお問い合わせがあった質問をわかりやすくお答えします。

舌先がピクピクと痙攣したり、舌の裏が震えるような、痙攣しているような感じが続き…

 1年ほど前に右下6番の根管治療をしました。
 その後、噛んだ時の痛みや、腫れなどかあったため再度受診、レントゲンをとっていただきましたが、特に異常なしと言われ、高さがあってないのではと、銀歯を削ってもらい、特に薬もなく終わってしまいました。
 それからは、波はありますが、やはり痛みもあったり、違和感、そとから触っても歯茎はあきらかに盛り上がっていました。が、一度診ていただいているので、1年ほったらかしにしていました。
 ですが、ここ4カ月ほど前から、舌先がピクピクと痙攣したり、舌の裏が震えるような、痙攣しているような感じが続き、内科的にはありとあらゆる検査を受けましたが(MRI 胃カメラ 血液検査等)全く異常がなく健康です。
 もう打つ手もなく、ずっと気になっていた歯の痛みもあるしと、違う歯医者に行ってみると、見ただけで、腫れてますねと言われ、レントゲンをとっていただくと、膿の袋ができているので、根管治療のやり直しをしましょうと言われ、今まだ1度目の治療が終わったところなんです。外からの腫れはまだ引かず、右側内頬の異常感のようなものもあり、イライラします…。
 本当は、担当医師に聞くべきですが、お若く淡々とされた方でなかなか質問しづらく、こちらで質問させていただきたくお願いいたします。
 質問ですが、歯根嚢胞が舌の神経を圧迫することは、考えられますでしょうか?舌のピクピク、震えがなんの病気かわからず、不安な毎日を過ごしているため、もし、歯に関係があれば、少し治る希望ももてるかと思うのですが…。今は内科的に、リーゼ、メチコバール、ミオリラークで様子を見ています。
 安原歯科医院の安原豊人です。
 症状から見て、舌下神経麻痺の疑いが考えられます。
 舌下神経は純粋な運動神経で、舌下神経の麻痺は舌の運動障害を生じるものです。症状は、舌を前方に突出させると患側に曲がる。また細かい痙攣がみられ、これを線維性攣縮といいます。長期にわたると舌半側の萎縮をきたして、左右非対称になります。中枢性の時は、左右の神経核が近接しているので両側性に麻痺を起こすことがあり、急激な両側性の麻痺は口中の食物を動かすことが困難となり、嚥下障害、言語障害が生じるものです。
 原因は、中枢性には脳の外傷、血管障害、腫瘍、急性灰白質炎などの炎症があり、末梢性では神経鞘腫などの神経自身の腫瘍、頸部の腫瘍やリンパ節炎、後頭骨外傷などがあります。また、顎下腺との関連で障害の起こることがあり、顎下腺腫瘍が原因で起こることもあるようです。神経麻痺の診断は容易ですが、原因の追究は非常に困難な場合が多いものです。一度、脳神経外科的に診察 と精密検査をうけられることをお勧めいたします。

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